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スポ・フェスのアンケートを読んで

【本文】

 スポーツフェスティバル(スポ・フェス)のアンケートをたくさんいただき、ようやく全てのアンケートに目を通すことができた。他校では秋に変更したり、学年ごとに児童と保護者を入れ替えたりして行う中で、予定通りの春の実施で、入れ替えなしでできたことを喜ぶ声が多かった。また、各学年の表現演技と、子供たちの頑張る姿への賞賛の声もたくさんいただいた。もちろん、運動会に比べて規模が縮小されたことを残念に思う声もある。その中の一つにリレーがあった。全校児童を校舎の日陰に入れ、さらに簡易テントを設置するために児童席がトラックにかかってリレーができなくなる。リレーよりも、熱中症の予防を選んだのである。もう一つの理由は、感染予防のために児童と保護者を完全に分けることと、保護者席を広くすることがあった。「児童席が密になっていた。」という声もあったが、子供よりも保護者が密になる方が、学校にとってはリスクが大きい。6年生が考えた玉入れは、賛否両論だった。「こういう優しい玉入れもよい。」という声があれば、「保護者から見えにくい。」という声もあった。子供の肩をもつと、6年生の子供たちは、「密にならないこと・短時間でできること・みんなが楽しめること」を大切にして考えてくれた。学校を経営する立場としては、子供たちに保護者のことを少し考えてほしいと思うのだが、子供たちは楽しむためにやるのであって、保護者に見てもらうことはあまり重視していない。マスクについては、演技中は外すように声かけをしたが、自分の意思で外さない子もいた。これについては、外すことをもっと強く求めても良かったと思う。「来年はコロナが収まって、以前のような運動会を。」という声もあったが、今年のスポ・フェスをより良くする方向で考えている。様々な声をいただいたが、今後の行事や学校運営に生かしていきたい。         校長 景山賢治


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