【タイトル】

全校朝会の話7.12 セミの鳴き声が聞こえてきました

【本文】

 先週の月曜日。学校から家に帰る途中、セミの鳴き声が聞こえました。ニイニイゼミという、小さなセミです。「閑かさや岩に染み入るセミの声」という、松尾芭蕉の俳句がありますが、この俳句のセミもニイニイゼミであると言われます。夏休みに入るとアブラゼミの鳴き声も聞こえるようになります。この他にもミンミンゼミやツクツクボウシというセミの鳴き声が聞こえますが、最近はクマゼミの鳴き声も聞こえるようになりました。もともと西日本に多いセミですが、東の方でも見られるようになりました。セミの成虫は1週間ぐらいしか生きられないと思われて、セミは短命という印象がありますが、実は3週間から1か月ぐらい生きていることがわかっています。しかも、土の中で何年も過ごしているので、虫の仲間では長生きする虫です。ツクツクボウシは夏休みの後半に鳴き始めるので、校長先生が子供の時は、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえてくると、そろそろ夏休みの宿題を終わらせないといけないと思い、悲しい気持ちになりました。私のようにならないために、夏休みは計画的に過ごしてください。チャレンジ・ウェンズデーで、自主学習に取り組んだように、夏休み中も自分の興味を広げて、いろいろなことを学んだり、調べたりしてください。また、ぜひタブレットを活用してください。             校長 景山賢治


【添付ファイル】

DSCN1097[1].JPG

※携帯電話によって、画像が表示できない場合があります。