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全校朝会の話9.21 雑草という名前の植物はない【本文】
夏休みの後半から毎日のように校庭の草取りをしているのですが、草の伸びる方が早くて、なかなか減りません。根をしっかりと張っていて、一つ取るのも大変です。芝生や田んぼや畑、花壇などに自然に生えてくる草を、私たちは雑草と言いますが、牧野富太郎という植物学者は「雑草という名前の植物はない。」と言いました。そして、牧野博士は誰も見向きもしない、人々に迷惑と思われるような草にも名前を付けていったそうです。今、校庭の芝生に生えている草にも、メヒシバとかスズメノカタビラなどの名前があります。人々にとって役に立つものは名前を付けて大切にし、役に立たないものを雑草とまとめられたら、雑草にとっては面白くないかもしれません。校庭の雑草たちのたくましさを称え、階段の途中に写真を掲示したので、一つでも名前を覚えてください。しかし、私はこれからも草たちとの戦いを続けていきたいと思います。 校長 景山賢治 ※写真は、オオバコです。【添付ファイル】
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