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全校昼会の話7.11 明るく安心して暮らせる社会を作るために【本文】
先日、参議院議員選挙の投票に行ってきました。午後8時頃になると、テレビは選挙特番ばかりになりました。「いつも見ているテレビ番組が見られなくて、つまらないな。」と思った人がたくさんいたかもしれませんね。私も選挙特番を見ていましたが、その中で小学生100人にインタビューしたものがありました。ある小学生が将来不安に思っていることとして「少子高齢化」をあげていました。少子高齢化とは、1年間に生まれる子供の数が減っていき、高齢者の割合がどんどん高くなっていくことです。年をとって働けなくなる人が増えると、働き手である若い人たちが、社会を支えることが厳しくなるのではないかという心配があります。この少子高齢化の少子化を止めるために、若い人たちに結婚をして子供をたくさん産んでもらい、若い人たちの割合を増やしていこうとする考えがあります。しかし、みなさんのお家の人のように、結婚して子供を産んで育てる人もいれば、結婚しないという生き方もありますし、結婚しても子供を生まないという生き方もあります。みなさんが大人になったときも、結婚するかしないか、結婚しても子供を産むか産まないかを考えるときが来ます。ただ、人それぞれの生き方や考え方が大事にされる社会であってほしいと思います。みなさんが大人になったときに、私は高齢者になっています。年をとっても安心して暮らせる社会をみなさんに作ってほしいと思いますし、そのためにもみなさんは、18歳以上になったら選挙で投票をして、明るく安心して暮らせる社会を作るための行動をしてください。 校長 景山賢治【添付ファイル】
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