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全校昼会の話8.28 9月1日は何の日か知っていますか?【本文】
先週の金曜日から学校が始まりました。担任の先生や友達に、夏休みをどのように過ごしたのかを話したり、友達の話を聞いたりしたクラスもあったようです。今朝は夏休みの自由研究や作品をもって来る人を見かけましたが、9月に夏休み作品展を行います。どんなことを調べたり、作ったりしたのか、ゆっくりと見たいと思います。 さて、今週金曜日9月1日は「防災の日」です。ある会社が行った調査では、20代から50代の人の約7割(10人のうち7人)が、防災の日が9月1日になった理由を知らないと答えたそうです。皆さんは知っていますか。 9月1日が防災の日になった理由は、今からちょうど百年前に「関東大震災」という大きな地震が起こり、多くの犠牲者が出たことを忘れないこと。いつ起こるかわからない地震に備えるためです。この関東大震災では、約10万5千人の人が犠牲となりましたが、そのうちの9万人以上は、火災で亡くなった人です。地震が起こったのがお昼の時間帯だったこと。木造の家が密集していたこと。広い道や避難場所が少なかったこと。火災の情報を知る方法がなく、荷物をたくさん持って避難して逃げ遅れたことなどが、被害を大きくしたと原因と言われます。今、関東大震災から百年たって、火災があっても安全に避難できる道や避難場所がたくさん作られました。情報を知る方法も増えました。関東大震災と同じような地震があっても、被害を小さくすることができるようになりましたが、被害を0にするのはまだ難しいです。 9月1日は防災の日で、今から百年前に関東大震災が起こった日であることを皆さんは知りました。これからも、地震から自分の命を守る方法を知ること。地震があったときに、自分の命を守る行動ができるようにしてください。 校長 景山賢治【添付ファイル】
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