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全校昼会の話12.2 校庭のイチョウがだいぶ黄色くなりました

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 校庭のイチョウやモミジが紅葉しています。イチョウのように黄色くなるものがあれば、モミジのように赤くなるものもあります。この紅葉の仕組みを調べてみました。  イチョウの葉は、葉っぱの中にあるクロロフィルの緑が分解されて、もともと葉っぱの中にあった、カロテノイドの黄色が目立つようになります。  モミジの葉は、クロロフィルが分解されるとともに、アントシアニンが作られることで赤くなります。ただし、アントシアニンが作られるためには、日光に当たることが必要です。  紅葉は一日の最低気温が8度以下にならないと始まらないそうです。今年は昨年に比べて紅葉が遅く感じたので、今年と昨年の東京の最低気温が8度以下になった日を調べてみました。すると、今年が11月9日で、昨年は11月12日で、昨年の方が遅いのです。そこで11月に最低気温が8度以下の日が何日あったのか調べました。すると、今年は9日で、昨年は13日でした。最低気温が8度以下になった日が少なかったことが、紅葉が遅れた理由のようです。  来年の紅葉は、いつ見頃になるでしょうか。最低気温が8度以下になる日、8度以下の日数に注目してください。               校長 景山賢治


【添付ファイル】

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