【タイトル】
全校昼会の話1.27 不完全だから進もうとできる【本文】
「非・無・未・不」は、打ち消しの漢字で、非は悲運や非常識など、無は無理や無責任など、未は未熟や未完成など、不は不安や不完全などの言葉があります。「不完全」というのは、欠けていたり、十分では無かったりして、完全ではないという意味ですが、決して悪いことばかりではないなと思うことがありました。 アメリカの野球殿堂入りしたイチロー選手は、その選考の投票で満票に1つ足りなかったことを聞かれ、 「不完全であるというのはいいなって。生きていく上で不完全だから進もうとできる」と答えました。 私を含めて、ここには完全な人はいません。私たちも不完全な人です。だからもっと成長できるし、もっと素晴らしい自分になることができます。今、苦手なことや、できないことがあっても、不完全な自分を否定する必要はないなと思いました。 なお、非や無や未や不のつく言葉には、非凡とか、無上とか、未来とか、不屈という、よい言葉や前向きな言葉もあるので、意味を調べてみてください。 「非凡」一般の人よりずっと優れていること 「無上」もっとも優れていること 「未来」まだ来てはいない時 「不屈」苦難に負けず、意思を貫くこと 校長 景山 賢治【添付ファイル】
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