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全校昼会の話3.18 失敗という言葉は使わない

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 1か月前に、校庭の桜の開花を3月17日と予想したのですが、残念ながら外れました。2月中は去年よりも気温が高かったのですが、3月になると去年よりも気温が低い日が多かったことが原因のようです。来年は、3月の気温も考えながら予想をしたいと思います。今年の校庭の桜は、今週の金曜日か、遅くとも土日には咲きそうです。
 さて、先週13日(水)に、民間の会社によるロケット「カイロス」の打ち上げがあったのですが、打ち上げ直後に爆発してしまいました。このロケットの打ち上げのニュースをテレビや新聞では、『打ち上げ失敗』と伝えましたが、会社の社長は、『失敗』という言葉を使わずに、今回の試みが次の挑戦に役立つということを話していました。
 何でもはじめからうまくできることはありません。自転車に乗るとき、プールで泳ぐとき、ピアノを弾くときなど、何度も練習をして、ようやくできるようになります。 
 1番いけないことは、失敗を恐れて挑戦しないことや、失敗して挑戦することを止めてしまうことです。私は来年も、校庭の桜の開花予想をやっていきたいと思います。
           校長 景山賢治


※「カイロス」とは、ギリシャ神話の「時間」の神様の名前で、カイロスにはギリシャ語で「チャンス」の意味があるそうです。次の打ち上げの機会に、成功の時を迎えてほしいと思います。

公開日:2024年03月19日 13:00:00