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全校朝会の話8.26 夏休みに、心に残ったこと

 昨日で夏休みが終わり、今日から学校生活が始まりました。夏休み中に心に残る思い出や、心に残った出来事があったことと思います。
 私の心に残ったことは、パリ・オリンピックです。日本代表選手の活躍がたくさん見られました。しかし、選手の中には、メダルを取れなかった人もいます。金メダルを取る人は一人で、勝つチームも1つしかありません。だから、ほとんどの人やチームは夢や目標を達成できなかったことになりますが、それはダメなことでしょうか。夢や目標を持つことに意味はないのでしょうか。
 私は、そうは思いません。メダルを取ることができなくても、優勝できなくても、メダルを取るために努力して身に付けた技や体力、仲間と協力すること、自分を支えてくれた人に対する感謝の気持ち、その他にも多くのものを手に入れることができたと思うのです。そして手に入れたものは、これからの人生にきっと役に立つと思うのです。
 先日、大谷翔平選手は、長い大リーグの歴史の中で、たった5人しか達成していない、40ー40(ホームラン40本ー盗塁40個)という記録を達成した6人目の選手になりました。大谷選手は、高校野球甲子園大会で優勝するという夢や目標を達成することはできませんでしたが、それでも今は、大リーグで活躍しています。
 
 みなさんにも夢や目標をもつことを大切にしてほしいと思います。

 これからも暑い日が続くと思いますが、熱中症に気を付けながら学校生活を送りましょう。
              校長 景山 賢治

公開日:2024年08月29日 15:00:00
更新日:2024年08月29日 17:02:19