カテゴリ:全体
全校昼会の話9.2 荒川の写真を見てください
この写真は、8月30日(金)の朝7時30分頃の荒川です。いつもの荒川とは様子が違います。何が違うかわかりますか。
いつもの荒川との違いは、
・川の水が多い
・川の水が、にごっている
・草がたくさん流れている
・ゴミも流れている などです。
どうして、ごみが流れているのでしょう。
台風10号の影響で、川の上流に雨がたくさん降りました。増えた川の水が、河川敷にある草やごみを流しました。このごみは、川をどんどん下り、最後は海に流れ着きます。
このごみは、この後に、どうなるのでしょう。
海の底に沈むごみもあれば、太陽の光や波の力で細かくなったごみを、魚や海で暮らす生き物が食べてしまうこともあります。
このような海に流れるごみのことを「海洋ごみ」と言います。海洋ごみは、1年間に約800万トンもあって、今までの総量は、約1億5000万トンにもなるそうです。
このままのペースで海洋ごみが増えていくと、2050年には、海にすむ魚の量より、海洋ごみの量の方が多くなると予想されています。
そうならないために、どんなことに気を付けたらよいでしょうか。
・ごみはポイ捨てしないで持ち帰ること
・ごみを出さないようにすること
この2つのことは、皆さんにもできることですから、ぜひ取り組んでいきましょう。
校長 景山 賢治
公開日:2024年09月02日 13:00:00
更新日:2024年09月03日 09:30:11