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全校昼会の話2.10 展覧会が終わりますが、表現することを大切に

カテゴリ:全体 全校昼会の話2.10 展覧会が終わりますが、表現することを大切に

 先週の木曜日から土曜日まで、展覧会がありました。今日の5時間目に5年生の人たちが片付けをするのですが、「もったいないなあ、もっと飾っておきたいのになあ」と思っています。
 私は学校の展覧会が好きです。なぜかというと一人一人の作品がみんな違うからです。不思議ではないですか。みんな図工は山川先生に教わって、家庭科は担任の先生に教わっているのに作品がみんな違う。そして、みんなと違うことをしても叱られない。叱られるどころか、みんなと違う方が褒められる。これがもし算数の勉強で、1+1は2なのに、3とか10とか50という答えが出てきたら、先生は困ってしまいます。「山」という漢字を、一人一人違う形で書いていたら、文が読めなくなってしまいます。
 みんな違って、一人一人のよさや個性を出せるのが、表現することのよさです。展覧会は終わりましたが、図工や家庭科の作品で表現するほかにも、文章を書いたり、考えを発表したり、歌を歌ったりして、自分を表現する場面はたくさんあります。みんなと違うことや自分のよさを表現することに自信をもって、これからも表現活動を行ったください。それはとてもすてきなことだということを、展覧会で学ぶことができました。
                校長 景山賢治

公開日:2025年02月10日 13:00:00
更新日:2025年02月10日 14:04:27